英語を「勉強する」から「使いこなす」へ——。
本記事では、英語脳をさらに活性化させ、英語を自分の言語として定着させるための重要な2つの要素を解説します。英語のインプットとアウトプットを自然に結びつけ、思考のスイッチを切り替えるための実践的なアプローチを紹介!
英語を自由に操れる自分を目指すなら、ぜひチェックしてください!
英語脳の形成に必要な4つの要素を通して、英語マスターへの道を歩むにあたり、
実際に「何を」「どのくらい」すれば良いか、具体的な解説をしていきます。
この記事を読み進めていただくことで、英語をマスターするまでの道のりがどうなっているのかイメージができ、
自分で自分のゴールまでの”距離感”や”すべき事”を測ることができる感覚を掴んでいただければと思います。
ご自身の中にこの感覚を持つことが、英語マスターへと導く重要な羅針盤になります
英語脳の作り方(5)(6) | 英語マスターへの最短コース~更なるシナジーを生む2つの要素~
❓何のために英語が話せるようになりたいですか?
ここまでは、英語脳の基盤を構成する4つの要素とその仕組みについて解説してきました。
ここからは、実践を重ねながら英語脳を自分仕様に育てていくフェーズ「英語マスターへの道」についてのお話しです。ここからのフェーズで重要になってくるのは、
英語学習の目的や方向性をよりクリアにする
こと。英語学習の長い道のりの道中では、
- 寄り道をしたり、
- 迷子になったり、
- 途中であきらめる、、
というようなことが往々にして起こります。
この章では、まず英語マスターへまっすぐに向かうための目標設定の再確認に重要な「言語を学ぶ本質的な意味」を含め、英語学習の目的や方向性を再確認するポイントをご紹介します。
その上で、次項の”英語マスターへの道”を突き進むための『更なるシナジー効果2つの要素⑸⑹』を読み進めて頂ければと思います。
英語マスターへの道とは?英語=”学習の対象”からのシフト
英語マスターへとまっすぐつながる道
当サイトにおける英語マスターへの道とは、このサイトにおける「英語マスター」、つまり「英語をツールとして自由自在に使える状態」にまっすぐ向かっていく道程です。
英語学習において、英語を習得するまでの道のりは長く、その道中で方向がわからなくなったり、途中で諦めそうになったりすることは往々にして起こります。
英語マスターへの道とは、迷子になることなくまっすぐに英語習得へ向かうマスターコースです。
英語=”学習の対象”を終えるフェーズ
英語マスターへ向かう道のりは、英語との関わり方が変わるフェーズでもあります。
これまでの、英語は単なる「学習の対象」としての関わり方ではなく、英語=「使う対象」として扱うフェーズへとシフトしていきます。つまり英語マスターへの道において英語は、
何かの目的を果たすために使うツール
として、自分の活用目的のために使いながら、実践力を身につけていくステージになります。
英語脳形成のプロセス~英語マスターへの道~
英語マスターへ向かう道程において英語脳形成のプロセスは、英語を実践で使い経験を積み貸されることで、自分仕様に育てていくフェーズになります。
英語マスターへの道はこんな人におすすめ!
英語マスターへの道は、以下のようなビジョンにしっくりくる方に特におススメです。
英語を一生使っていきたい
英語を自分の表現の手段として自由に操れるようになりたい
英語を使うことで自分の世界を広げたい
英語を活かして自分の可能性を無限大に広げたい
英語マスターへの道しるべ「目標設定」と「必要性」について
英語マスターへの道を歩むにおいて、ゴールへ向かう「道しるべ」として方向性を確認する指標となるポイントを2つご紹介します。
⛳ 使うことを前提とした「目標設定」
次の2つの質問で、英語学習において自分が向かうべき方向性を再確認してみましょう。
Q1. あなたが英語を学ぶ目的は何ですか?
(例:A1.英語を使う仕事に就きたいから / 海外を一人で旅したいから / 英文サイトを原文で読みたいから、など)
Q2.その目的の中で、
具体的にどのような場面で英語を使うことになりますか?
(例:A2.社内で英語を使う仕事に就く、営業職としてプレゼンをする / 〇〇の国で〇〇の体験をする / 英文サイトから〇〇の情報を収集する、など)
何かを習得するために具体的な目標設定をすることは非常に重要です。中でも、語学学習においては「実際に使うこと」を前提としたリアルな目標設定が英語習得へと導きます。
目標が明確でそのヴィジョンが具体的であればあるほど、英語習得の最短コースが描きやすくなります。
(具体的な理由は、次項の英語脳の作り方⑸で解説します。)
⛳ 英語マス ターへの最大の推進力:英語を使う「必要性」
英語マスターへの道を突き進むためのもうひとつの指標、方向性を確認するポイントは、
実際に英語を習得する必要性がどのくらいあるか
という点です。
例えば、仕事で使う必要がある、短期留学を予定している、個人で度々海外旅行をする、
または、将来の夢や目標として、英語が必要な〇〇の職/〇〇業界に就くため、〇〇の国で〇〇の仕事がしたい、、、、など、
~その人なりの「英語マスター」でよい~
「英語をマスターする」ことの定義
当サイトにおける英語マスターの意味合いは、
英語を”自分のコミュニケーション・ツール”として自由に活用できる状態
のを指します。具体的には、
⑴ 状況を正しく伝えることができる
⑵ 自分を正しく伝える・表現することができる
状態。文法的に多少誤りがあったとしても、主に上記⑴⑵が自由に行えること。この点を重点を置いています。(同時に「状況や他者を的確に理解できる」状態であることも含んでい
英語スキルのレベル(目安):
日常~ビジネスどの様な状況でも、4技能(話す・聞く・読む・書く)において自由にコミュニケーションが取れるレベル
*”英語を習得する/マスターする”「意味合い」と「レベルの目安」について:
当サイトでの「英語を習得する・マスターする」の意味合いは、日常~ビジネスどの様な状況でも「4技能(聞く話す・読み書き)において自由にコミュニケーションが取れるレベル」を指しており、
必ずしもネイティブレベル、またはプロの通訳レベル、TOEICが満点である、という意味合いではありません。
英語脳の作り方 (5) |「英語を使う仕事」のススメ
英語を習得する、英語をマスターするためにぜひ取り入れたい更なるシナジー効果の1つ目は、”仕事で英語を使う”ことです。

特に、英語を使う機会が極めて少ない「国内」で英語の習得を目指す場合、”本物の英語力”、つまり”実践的な英語力”を身につけるには、
この環境を利用しない手はないと言っても過言ではない程、英語習得に欠かせない要素をふんだんに含んだ好環境です。
【就活・転職に要チェック!】”英語を使う仕事”環境が英語力を底上げする5つの最強メリット
仕事で英語を使うことが英語学習においてプラスの要素がある事は、容易に想像できると思いますが、実際、仕事で英語を使う環境は「言語が身につくメカニズム」の必須要素をふんだんに含んでいるため、必然と英語力が定着・向上する最高の環境と言うことができます。
01「時間的」メリット:
8時間/日 x 5日/週)に英語に触れる機会を持てる=「仕事時間を英語学習に充てる」ことができ、”最高の時間効率が実現できる環境”と言えます。
一日の大半を仕事で費やす社会人は特に、仕事時間(一般的に『習慣化 x 継続化』の要素が必然的に満たされるこの上ない環境です。英語力が着実に体に馴染んできます。
毎日・継続的に職場で英語を使うということは、「人が言語を習得するプロセス」の必須条件のひとつ02「実践的」メリット:
実践(=URGENT NEED)の機会が “自動的に” 設けられる絶好の環境です。実践で得るURGENT NEEDは「人が言語を習得するプロセス」の必須要素で英語脳を作る重要なパート、”日々の実践”で英語力が底上げされます。
日本ではなかなか設定るすことが難しい”英語で適切な対応するスキル”が必要とされるため、求められる英語レベルが高く、精神的「負荷」が大きくかかります。そのため、URGENT NEEDの「質」と「量」ともに最高の「Urgent Need」を日々得ることができ、加速的に英語脳が構築がされ、英語力は”着々と”体に浸透していきます。
「職場」という責任を伴う環境では03「マインド的」メリット:
”職場”=”実践の場”です。
「落胆」や上手くいった時の『達成感』により、その都度新たな”モチベーション”が生み出されます。
「実践」は”モチベーション”を生み出します。上手くいかなかった時の継続的に『達成感』を得られる環境にあるということ。これは語学学習の成功に不可欠な【モチベーションの持続】を可能にします。
日々実践できる環境は、04「学習カテゴリー的」メリット:
学習範囲を絞りやすく習得しやすいカテゴリーで、特に多忙な社会人の方にはお勧めのジャンルです。
ビジネス英語と聞くと、ハードルが高い印象を持つこともありますが、仕事・プライベート共に活用できる非常に汎用性があるカテゴリーです。”スタンダードな英語”つまり、”どんなシチュエーションでも使える英語”を習得することは大きなメリットです。
また、ビジネス英語では「Global Standard」な英語を学ぶことができ、05 「経済的」メリット:
「実践で」英語を学ばせてもらえるの環境は、英語習得を目指すに上で至福の環境と言えます。
仕事以外のプライベート時間に英会話スクールやコーチングスクールに通い、高額の授業料を投入することを考えれば、仕事でお給料をもらいながら且つTips!
スキルアップ転職・就職など英語の仕事を探す際は、
上記を参考に、仕事内容に「どんなメリット/要素が、どの位含まれているか」を把握し、できるだけ多くの英語力レベルを上げるメリットが含まれる仕事・ポジションを選択しましょう!
”英語を使う仕事”で英語マスターになる!ためのキャリア形成のTIPS
一概に英語を使う仕事といっても、業種・職種などさまざまな選択肢があります。
仕事内容により、英語を使う「頻度」「どう使うか(読み書き・会話など)」「求められる英語レベル」など、条件は様々です。
特に日本ではまだまだ「英語を活かせる職場」の数は多いとは言いえず、希望する仕事があっても、実際に巡り合えるチャンス・就けるチャンスがいつもある訳ではありません。それでも、
”仕事で英語を使う”環境には計り知れないポテンシャルがあり、ご自身の「英語力」の将来を大きく飛躍させる可能性があるのは事実です。
わたし自身の長年の経験からも、理想の「英語を使う仕事」に少しでも近づけるよう戦略をたて一歩ずつでも実現していくことに大きな価値があると言えます。
『英語を活かした仕事への就職・転職を目指している方』
「英語を使う仕事」のメリットを最大限に活かすキャリアプランをたててみましょう!
『英語を活かし更なるキャリアアップを目指している方』
更に難易度の高い職場・ポジションへのチャレンジを!どんどんスキルアップをしていきましょう!
英語のキャリア形成の方法についての詳細ページ
➡リンク:キャリア形成で成功するポイントを分かりやすく解説しています。
https://lovelanguage2020.com/english-language-career-development/
||シナジー効果|| 英語をマスターする(1)(2)(3)(4) X (5)
(1)(2)(3)(4)(5)「仕事で英語を使う」シナジー効果:
英語をマスターするための「シナジー効果」その1:”仕事で英語をつかう”
スキーム図にある pt.1-4で ”英語脳” の土台を作りながら、pt.5「仕事で英語を使う」環境設定をする事で生まれるシナジー効果、
1.「英語力(英語脳)が定着する」ことです。「pt.3習慣化・継続化」「pt.4Urgent Needs」の条件を”日常レベル”で満たしていることが非常に大きなアドバンテージです。「英語を英語で考えアウトプットする」体感が身に付いていきます。

2.英語力の土台が安定したレベルに達すると、後は向かいたい方向・分野にフォーカスし、自由に英語力を積み上げるクリエイティブなステージに突入することができます。
「英語の習得・マスターレベル」=「どんな場面でも自由にコミュニケーションが取れるレベル」への道が開かれます。
最短で英語を習得するカギ (6) |「独学(=セルフマネジメント)」のススメ
『独学ができる』と英語習得に ”圧倒的有利” な理由
長年外国語に携わってきたわたし自身の経験から、基本の学習スタイルとして「独学ができること」は、英語マスターの道へに欠かせないと要素と実感しています。
Tips!
”独学ができる”とは?
ここで言う「独学ができる」とは、英会話レッスンを受けたり、海外生活を取り入れながらも、基本は自分自身で「学習のセルフマネジメント(下記step1.-3.)ができる」こと指しています。
「セルフマネジメント」ができることは、どんな学習にも全般に共通する「成功ポイント」で、特に”長期戦”となる英語学習には非常に有利なスキルです。
「独学(セルフマネジメント)」ができるようになる【3ステップ】
それでは『独学=セルフマネジメント』のスキルについて、どうやって身に付ければよいか「3つのステップ」で解説していきます。
Step.1「目標設定」を明確にするコト
- 英語を使って何かしたいか?
- 英語を習得してどうなりたいか?
よく「英語はあくまで”ツール”にすぎない」と言われる様に、英語力を身につけて”どうしたいのか”=「本当のゴール」を具体的に描く意識をいつもしておくことが重要です。
どの分野で、
どんな形で、
何のために、英語を使うか。
特に中級~上級を目指す際、”とりあえず「英語の上達」が目標”になっているパターンは要注意。ご自身の「本当のゴール」に最短で到達するには、目標設定を常に明確にすることを心がけ、ステージ毎に目標に合わせた学習方法・必要な行動計画を最適化していきましょう。
Step.2「自己分析」をするコト
ⅰ. 英語の技能「リスニング・リーディング・発音・文法・語彙力・表現力」などのそれぞれの要素について、ご自身の「強み・弱み」を把握すること。これが自分で的確にできると強いマネジメント力になります。
ⅱ. 次にStep.1の具体的な目標設定をした後、その目標に到達するために必要な『強化すべきポイント』とその優先順位を知ることが重要です。
ⅲ.「目標設定」と「強化ポイント」が明確になれば、必要な勉強法、教材、必要な勉強時間などが自ずとわかってきます。
Step.3「学習プラン」がたてられるコト
最後のステップです、
ⅰ. ご自身の「目標設定」「強化ポイント」が明確になったら、それに合わせた学習プランがたてられる状態になります。
ⅱ.『自分に最適な学習プログラムを知っているのは、自分自身』です。
トレーニング法・教材選び・スクール選び・コース選び・実践の場の設定、などについてご自身に必要な選択と計画ができようになると、ゴール到達に最適の学習体制が整います。
Step.1-3のステップを踏んだ後は、『実行力』と『タイムマネジメント力』でご自身のブログラムを実現していくのみ。これができると英語コーチやコーチングスクールは不要です!
https://lovelanguage2020.com/self-directed-learning-and-management-skill/
英語学習のコーチング or コーチング・スクール:効果ついて
近年「英語コーチ」や「英語コーチング・スクール」というサービスをよく目にするようになりましたが、これらは一体どんなサービスかと言うと、
「独学ができない」場合、つまり、ご自身で上記の『Step.1-3+実行力+タイムマネジメント』をセルフマネージできない場合、それらを専門の英語コーチやコーチング・スクールに手伝ってくれるサービスです。
英語コーチングを利用する効果は?
まずコーチング・スクールを利用することにより、英語力がアップする効果は期待できると考えます。
なぜなら、大手のスクールを例にしても、少なくとも毎日課された2,3時間の学習プランを、スクールの管理のもとみっちり実現することができるからです。
||シナジー効果|| 英語をマスターする (1)(2)(3)(4) X (5) X (6)
(1)(2)(3)(4)(5)(6)「独学ができる」シナジー効果:
英語をマスターするための「シナジー効果」その2:“独学のススメ”

pt.1ー4とpt.5では英語脳の構築、英語力を上げる効果を出すのに対し、pt.6では目標に”最短で”到達する為の「舵取り」と、身につけた英語力を「保持」する役割を担います。長期の取り組みには欠かせない要素です。
Step.1-3のセルフマネジメント力を身につければ、ご自身が「ご自身の英語コーチ」になることができます。「目標に対しても最も適格で、時間的にも最もフレキシブルな」ご自身のプライベート・コーチです。
「セルフマネジメント・スキル」は生涯使い続けるコトが可能です。自分に最適の”一生モノの勉強方法”を手に入れる方法でもあります。
セルフマネジメント能力は学習だけはなく、人生設計、仕事などにも役立つ非常に万能なスキルですので、ぜひ日頃から意識する習慣を!
まとめ
”英語をマスターする”ためのシナジー効果
~まとめ~
上記(1)x(2)x(3)x(4)に加えて、
x (5). 仕事で英語をつかう
x (6). 独学(セルフマネジメント)