「留学はやっぱりした方がいい?」
- 留学の効果って実際どのくらい?
- 国内にいながら英語習得は難しい??
一般的に「英語」の習得において『留学』の効果は大きいとされていますが、実際、留学の効果はケース・バイ・ケース。
場合によっては、留学をしてもそれ程結果の出ないことや、国内での学習だけで上級レベルに達するケースもあります。
では、このような「効果の違い」はなぜ生まれるのでしょうか?
実は、国内・海外問わず、本来英語力が伸びる”伸びしろ”はどんな環境でも同じです。なぜなら、『言語を身につけるために必要な要素』を満たすことができれば言語は身につくからです。
この記事では、国内・海外 各環境おいて、
英語の伸び」の差をうむ”要素”を比較分析 し 「、最終的に、
環境を問わず『最適な学習戦略』をたてるための アプローチ方法
についてまとめていきます。
ここでの分析と対策のアプローチは、わたし自身の20年以上にわたる語学に携わってきた経験と、これまで自身がかかわった多くの英語話者の方々の学習背景による統計から、
実際、自身が2ヶ国語(英語/イタリア語)で国内学習と留学の経験をとおし成果を実証した方法です。ぜひ参考にしてみてください★☆
(1)「英語の伸び」グラフ比較と分析 | 国内VS海外・留学
まず1つ目の比較分析では、学習環境のパターンを国内・海外(留学)5つのカテゴリーに分け、それぞれの環境での『英語力の伸び』の差をグラフ化*し、
一般的に英語習得に有利と言われる留学では、実際どのくらい英語力の伸びのポテンシャルがあるのか、国内学習のケースと比較し検証していきます。
*グラフの数値は個人の経験則(プロフィールに記載)と実際に関わってきた多くの英語話者の方々の学習背景を統計したもので、あくまで一般的な傾向を捉えて頂くための参考値です。
留学による英語の伸びはどのくらい?学習環境5パターンで比較
それでは、一般的な学習環境5つのパターン(国内・海外)におけるそれぞれの「英語の伸び」のポテンシャルを、グラフ化して比較していきます。
グラフで見る 学習環境5パターン”英語の伸び”比較 | 国内VS海外
学習環境5パターン:
Study in Japan(国内)
J-1 : 英会話レッスンを受ける
J-2 : J-1+ネイティブと関わる活動をする〔友達をつくる・国際交流活動など〕Study Abroad(海外)
A-1 : 海外で生活する〔日常生活のみ〕
A-2 : 現地で語学学校へ通う〔語学留学など〕
A-3 : 正規留学など現地の教育を受ける
Fig.1
[国内vs海外 | 学習環境別・英語力の伸び 比較グラフ]
*個人の経験則による参考値です
英語の伸びグラフ比較 からわかるポイント:
国内 VS 海外: | 学習環境が及ぼす英語習得の差は10倍~最大100倍と極めて大きい |
J-2(一般的な国内学習)VS A-2(語学留学): | 英語学習で一般的に多く見られる環境パターンの比において、英語力の伸びの差は約10倍である |
A-1, A-2, A-3(海外間): | A-3 (正規留学などで現地の教育を受ける)の環境での英語力の伸びは、同じ海外生活の中でも他 A-1/A-2 との差は5倍以上、”圧倒的”な差がみられる |
|比較結果| 留学環境のアドバンテージからみる英語習得のヒント
上記グラフの数値から、留学・海外生活の効果が大きいことは一目瞭然。特にA-3 (正規留学などで現地の教育を受ける)の環境のポテンシャルは圧倒的に有利であることがわかります。
では、この圧倒的アドバンテージの背景にある要素は何でしょうか。どんな要素が英語習得に影響を及ぼしているか具体的にわかれば、その要素を取り入れることにより以下のような課題、
- 留学しているものの、思ったほど英語レベルがあがらない⤵⤵
- 海外の環境メリットを活かしてもっと英語力を伸ばしたい⤴⤴
といった様々なケースの改善策になり、英語習得への筋道となります。
次の章では、海外学習環境の圧倒的アドバンテージの背景を検証し、どんま環境においても最適な英語学習対策のヒントを得るため、
脳科学的アプローチにより「英語力の伸びに影響を与えている要素」の効果をグラフでみていきます👇
(2) ”言語が身につくメカニズム4要素”による「英語の伸び」グラフ比較と分析 | 国内VS海外
2つ目のグラフ比較では、脳科学的アプローチから英語の伸びの背景にある”英語力を伸ばす要素”の効果をビジュアル化、
国内VS海外・環境5パターンにおいてどんな要素がどの位影響を及ぼしているか比較していきます。
”言語が身につくメカニズム4要素”によるグラフ比較
言語が身に付くメカニズム(4要素)とは?
『言語が身に付くメカニズム』は、脳科学的理論に基づいた”英語脳が構築されるメカニズム”で、次の主要な4つの要素で成り立っています。
科学的アプローチトレーニング
習慣化 x 継続化(学習時間)
URGENT NEED(=英語を話さなくてはならない差し迫った必要性、実践)
👉『言語が身に付くメカニズム』の詳細はこちら⇒『英語が身につくメカニズム』のシナジー効果で ”最短”で英語を習得するスキーム~6つの秘訣~
『言語が身に付くメカニズム4要素』でみる学習環境5パターングラフ比較
次のグラフは、1つ目の分析グラフ Fig.1 環境における「英語力の伸び」のポテンシャルを上記の『言語が身に付くメカニズム』の4要素それぞれが及ぼす効果の度合いを色分けしたものです。
Fig.2
[国内 vs 海外 |『言語が身につくメカニズム・4要素』による英語力の伸び・比較グラフ]
*個人の経験則による参考値です
|比較結果| 英語の伸びに大きく反映する2つの要素
英語学習攻略のヒント
Fig.2 のグラフをみると、『言語が身に付くメカニズム』の4つの要素の中で英語の伸びに大きく反映している要素が2つあることがわかります。
特に「A-3」(正規留学など現地の教育を受ける)環境=英語の伸びが最高にみられるの環境ではより顕著に、この2つの要素の傾向をみることができます。
(=英語を話さなくてはならない差し迫った必要性、実践)
習慣化 x 継続化(学習時間)
👉『URGENT NEED』についての詳細はこちらの章へ⇒ 「英語脳」構築に必須の要素『URGENT NEED』が英語力を飛躍させる理由
英語の伸びに最大の効果を現わす『URGENT NEED』
「A-3」(正規留学など現地の教育を受ける)環境において『URGENT NEED』(=英語を話さなくてはならない差し迫った必要性)(=実践)の要素は、
全体の5割以上を占める程、英語力の伸びに最も顕著に反映しているのがわかります。つまり、
『URGENT NEED』は、英語習得に必要とされる要素の中で
『英語力を伸ばすポテンシャルが最も高い要素』
=英語力を最も飛躍させる要素
と捉えることができます。
注)”URGENT NEED”の要素だけで英語力が効果的に身に付くという意味合いではありません。『言語が身に付くメカニズム』の観点ではその他3つの要素による土台の上で”URGENT NEED”の効果が相乗的に発動する仕組みになります。
『習慣化・継続化』〔時間的要素(学習・実践)〕の安定の効果
次に、英語力の伸びに著しく効果を現わしている要素が「学習時間」です。時間をかけることは英語習得に必要な要素ではありますが、重要なポイントは、
時間のかけ方:『”習慣的”かつ”継続的”に』学習・実践に時間をかけること
例えば、「A-3」(正規留学など現地の教育を受ける)環境では、毎日の学生生活により”習慣的”かつ”継続的”に時間(学習・実践)をかけることが”必然的に”行われます。
グラフからも、「A-3」全体の英語の伸びの3~4割を占めていることから、英語力を伸ばし定着させる効果を及ぼす要素であることがわかります。
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それではここまでの分析結果を踏まえ、次の章では”英語を最大に伸ばすアプローチ方法”についてまとめていきます👇
語学はスポーツと同じ!?
語学を習得するプロセスはスポーツを習得する過程と非常に似ています。
野球に例えると、筋トレ・素振りなど日頃のトレーニング、セオリーなどの知識の習得、それらが「試合」という”実践の場”でひとつに統合され、技術が確立されていくプロセスがあります。
「百戦錬磨」の字のごとく、試合を重ねるごとに技術が磨かれ、実力がついていきます。
逆に言うと「試合(実践)なしで、野球は上達しない」。英語の習得においても同様のことが言えます。
【対策】英語を”最大”に伸ばすための2つのアプローチ方法
ここからは、上記の分析結果を踏まえ ”英語力を最大に伸ばすため”の対策 として次の2つのアプローチ方法をご紹介していきます。
1.“実践”の要素(URGENT NEED)へアプローチ
2.“英語脳”のポテンシャルへアプローチ
国内でも海外でも、場所を問わず応用できるアプローチ方法です。ぜひチェックしてみてください☆★
1)「実践」が英語力UPの一番の伸びしろ!その効果を最大限に引き出す”質”と”量”とは?
実践(URGENT NEED)」の絶大な効果と取り入れ方のポイント | ”質”と”量”
「「実践」の重要性:
Fig.2 の分析結果からもわかるように、英語習得において「実践」は、
『伸びしろ』は「実践」の要素(URGENT NEED)が握っている
英語力を上げると言ってよい程、一般認識以上に英語力を飛躍させる重要な要素になります。
👉『URGENT NEED』についての詳細はこちらの章へ ⇒ 「英語脳」構築に必須の要素『URGENT NEED』が英語力を飛躍させる理由
「実践「が重要なことはわかっていても、、
実際に英語を使う「実践」の機会を設定する、または機会を増やすことは、現在の環境を変える必要があるため容易でなかったり、
特に国内においては簡単に「実践」の機会をつくれない場合も多く、後回しにしてしまうことはよくあることです。
確かに、「実践」の機会をつくるには工夫や努力を必要としますが、わたし自身の経験からも断言できることは、
\英語を「実践」する機会の設定ができれば、あとは「英語が身に付くプロセス」がついてくる/
と言っても過言ではないほど、”「実践「の機会を工夫してつくる努力”が英語を習得するための大きなカギになります。
実践(URGENT NEED)」の”質”と”量”とは?効果的な「実践」の設定方法
「「実践」の機会を設定する際、「実践」の”質”と”量”を意識し設定すると、より効果的に実践の効果を活用することができます。
実践の「質」:
=URGENT NEED(英語を話さなくてはならない切迫感)の
負荷のレベル
(難易度)
実践の「量」:
=URGENT NEED(英語を話さなくてはならない切迫感)を受ける
量的レベル
(回数・時間)
例えば、比較グラフで使用した、英語習得の最高のポテンシャルのある環境=「A-3」(正規留学などで現地の教育を受ける)の環境で例えると、
例)A-3:『URGENT NEED』の 「質」 が”非常に高い”
つまり、A-3の環境では、話さなくてはならない切迫感の負荷のレベル(会話の場面/相手/内容の難易度)が「非常に高い」(責任のある立場/シチュエーションなど)ことがわかる。
例)学生生活では、英語で専門分野について学び、プレゼン・発表をする、論文を書くなどのレベルで日々英語を使う経験を積んでいる
例)A-3:『URGENT NEED』の「量」的レベルが”非常に高い”
つまり、A-3の環境では「実践で」生の英語に触れる・コミュニケーションをとる機会が”圧倒的に”多く、『言語が身に付くメカニズム・4つの要素』の中でも特に話さなくてはならない切迫感を受ける回数・時間を「量」的に”非常に高いレベル”で満たしている。
例)学生生活では、1日の殆どの時間を”実践”(URGENT NEED)で過ごし、在学中は少なくともその生活を「数年間」継続している
それでは、以下で具体例をご紹介していきます。実際どの様に「実践」の”質”と”量”を取り入れるか、国内・海外、環境ごとの目安など、チェックしてみてください👇
-「実践」の”質”と”量”を効果的に取り入れる方法 | 具体例
「実践」の”量”的レベルをあげる
「実践」の”量”があげれば英語力は定着してくる!
A-3(正規留学などで現地の教育を受ける)の環境を指標にすると、それ以外の環境ではたいてい「実践」の”量”が”足りていない”のが一般的です。
そのため「実践:の”量”は基本的に”あればあるだけよい”と考えるとよいでしょう(※具体的な取り入れ方は以下リストを参照)。また、
実際にネイティブとの会話をするなどの「実践」の機会は、どのレベルであっても、語学習得に必須の”モチベーション・アップ”の相乗効果もあります!
ので、以下リストにある目標レベルに必要とされる「実践」の”量”を目安に、”できる限りたくさん”の機会を設定するよう心がけましょう!
「実践」の”量”:取り入れ方リスト
「量」の目安 | ・目標の英語レベルに必要な「実践」の”量” 例)A-2(語学学校へ通う)のレベルを目指す場合、A-2の環境で得られる「実践」の”量”が目安。参照:Fig.2グラフ |
---|---|
対象レベル | ・すべてのレベル(特に中級以上) (※初級のうちは、文法や単語などの基礎学習・トレーニングにも比重をおきバランスをとる) |
[国内] | 比較分析グラフにあるように、「実践」の機会が少ない事が国内学習の一番の”弱点”ではありますが、”弱点”=”強化ポイント”。粘りづよく「実践」の機会を増やすことに注力する |
[海外] | 「実践」のチャンスが溢れている環境。”量”を意識的に増やすと共に、目標レベルに応じて「実践」の”質”を取り入れることで効果UP(以下で解説) |
「実践」の”質”をあげる
実践」の”質”=「難易度」
「ある程度英語力がついてきたら、目指すレベルにあわせて「実践(URGENT NEED)」の”質”= 実践の「難易度」をあげる設定をするとより効率よく効果が上がります。
”より負荷(URGENT NEED)のかかる”英語を使う機会を設定する ⇔ 設定した難易度をこなす
この「設定する ⇔ こなす」のステップをそれぞれの「目指す英語レベル」または「英語力の成長」に応じて繰り返します。
「筋トレ」で例えると、、
ダンベルの重さを上げレベルを上げていくのと同様に、英語を実践する機会についても、あるレベルをこなせるようになったら、次の目標レベルにあわせ「実践」の”質”=難易度を上げ設定する
このように負荷(URGENT NEED)を上げることで、英語レベルを段階をひとつずつ上げることが可能です。
〔具体例〕
「友達同士の会話」レベルから「あらたまった場面/相手/内容での会話」や「責任のある立場・シチュエーションでの会話」に環境をレベルアップし難易度を上げる、なと。
『実践』の”質”:取り入れ方リスト
「質」の目安 | ・目標レベルに応じて「難易度」をあげる (目標の英語レベルで求められる難易度を目安にする。Ref:Fig.2グラフ) 例)A-2(語学学校へ通う)のレベルを目指す場合、A-2の環境で受ける『実践』の難易度・負荷レベルが目安。 |
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対象レベル | ・中級以上 |
[国内] | 「実践」の機会が極めて少ない国内では工夫やチャレンジが必要。現状レベルでは難しいレベルにもチャンスがあれば思い切ってチャレンジする「必死の努力」が必要な場合も。 |
[海外] | 「実践」の”量”だけではなくレベルに合わせ「実践」の”質”=難易度の設定をする。その際は以下の『習慣化 x 継続化』の要素をプラスすると、より効果的。 |
『習慣化 x 継続化』〔時間的要素(学習・実践)〕の「量」
おまけの相乗効果:英語習得に必須:”相乗効果”を利用する
英語を習得するためには、英語習得に必要なさまざまな要素の”相乗効果”を活用することが重要です。(👉詳しくは『言語が身に付くメカニズム』をご参照ください)
「実践」の”量”が増えると、言語を身につける必須要素である『学習時間』の”量”も必然とアップする”おまけの相乗効果”がついてきます。
この”相乗効果”をさらに活かすコツは、「実践」の機会を設定する際に『学習時間のかけ方』のポイントを取り入れる、つまり、
👉『習慣化 x 継続化』ができる『実践』の機会
を設定することで、”ダブル効果”を得ることができます。
例)『習慣化』= 日々の生活の習慣(毎日・2日おきなど)として定着させられる活動を、『継続化』= 半年、年単位で継続できる設定を心がける、etc.
(👉語学習得の必須要素『習慣化 x 継続化』の詳細はこちらの章で解説 ⇒ ”英語脳”の土台をつくる「学習時間のかけ方」)
2)「英語脳」のポテンシャルを最大に引き出し”英語習得力”自体を上げる
上級レベルの英語を目指すなら『英語脳』は”マスト”装備
『英語脳』へのアプローチの重要性
英語を攻略するためのもうひとつの効果的なポイントは、『英語脳』の構築を”できるだけ早い段階で”しておくことです。
これは国内・海外共通、英語学習において、特に上級レベルの英語を身につけるためには必須事項。なぜなら『英語脳』の土台があることで”学習効率”が大幅に上がり、英語力のポテンシャル自体を根本的にあげることができるからです。
『英語脳』がもつポテンシャル:
- 学習効率が相乗的にアップする
一般的に語学学習にはある程度の年数を要します。”学習効率”が上がれば、より短い時間でゴールに到達することが可能に、或いは、同じ年数でより高いレベルに成長することが可能になります。 - 英語力の「伸びしろ」自体がアップする
英語力の伸びしろが上がれば、レベルアップの天井が上がり、例えば「中級」レベルで頭打ちすること等がなくなります。
例)『実践(URGENT NEED)』の要素において例えると、『英語脳』のベースがあることで、同じ実践の負荷をかけても”相乗効果による実際の「英語の伸び」に大きな差をうむことができます。
『英語脳』へのアプローチの重要性: 国内 VS 海外
〔国内〕
国内で英語力を上げるなら『英語脳』の構築はマストです。特に海外と比べ英語学習に不利(さまざまな要素の相乗効果を得にくい)な環境であるため、国内ではなおさら英語脳づくりは注力すべきポイントです。
〔海外〕
日常生活に英語を使う実践のチャンスの多い海外生活では、学習やトレーニングの時間をしっかりとることが疎かになりがちです。
語学習得に有利な環境的メリット(さまざまな要素の相乗効果を得やすい)が大きいからこそ、英語脳にアプローチし環境メリットを最大に活かすことが欠かせません。
-「英語脳」の作り方
英語脳の作り方
英語脳の土台を作るには、脳の言語機能の仕組みにアプローチします。
その仕組みの基本になるのが「音」。英語の『正しい発音』をベースに脳と感覚機能をリンクさせるトレーニングすることで、言語を体感に落としこむアプローチです。
英語脳は、長期の海外生活などの環境下で、無意識的に必要な要素がみたされ自然と構築されるケースもありますが、成人してから英語脳を作るには”意識的”に鍛える必要があります。
『英語脳』のつくり方 概要
以下のスキーム図の4つの要素の相乗効果で英語脳の土台が形成されていきます。
インプット・アウトプット練習(1.正しい発音/2.科学的トレーニング)により”五感をリンク”させながら行うトレーニングをベースに、「英語脳」構築に必要なその他の要素をクロスオーバーさせ、脳の言語野を鍛えていきます。
👇それでは、実際のアプローチの具体例です👇
↓英語脳のメカニズムの作り方についてのさらに詳しい解説はこちら↓
↓英語脳を作る!発音練習シリーズはこちら↓
https://lovelanguage2020.com/pronunciation-series-training/
【具体例】英語を最大に伸ばすアプローチ例〔海外・国内〕
この章では、上記の対策ポイントをふまえ、国内・海外それぞれの環境で英語を最大に伸ばすための具体例をご紹介していきます。
基本のアプローチ
国内・海外共通のアプローチのひとつとして「*大きく環境を変える」ことが言えますが、この方法は「チャンスのある・なし」に因るところが大きいため、ここでは「いつでも・どこでも・誰でもできる」基本のアプローチ
👉 現在の環境・学習体制に「足りてない要素(弱点)」を強化する
に基づき対策をたてます。
*例)国内から海外へ、または海外在住であれば学校・活動の難易度を上げる(語学留学→正規留学やその他活動)など、
「語学習得により有利な環境」、つまり生活レベルで必然的に英語習得に必須な要素をとりいれられる環境に身を置く。
英語を最大に伸ばすための対策〔留学・海外生活〕- 具体例 –
留学先・海外生活で「英語力に成長が見られない」時、日々英語の触れる機会があるだけに現状にプレッシャーを感じることはよくあることです。
ただ海外での生活環境は、上記の比較グラフによる解説にあったように”英語を習得するために必要な条件が最高に整っている環境”であることは間違いありません。つまり、
\環境の活かし方がわかれば、必ず英語力は伸びる/
と言うことです。では、どうすればこの豊富な環境メリットを存分に活かすことができるのか?
留学・海外生活における「伸び悩み」対策の具体例を以下の記事で詳しくご紹介しています。”実践の質と量”、”習慣化 x 継続化”の要素を含む対策をレベル毎に解説していますので、せひチェックしてみてください★☆
英語を最大に伸ばすための対策〔国内〕- 具体例 –
国内でも海外生活に匹敵する英語学習環境とは?
Fig.2 のグラフ比較の結果からわかるように、海外生活に比べ国内は「英語習得に必要な要素」が非常に取り入れにくく、英語習得に苦戦を強いられるケースが多い環境ではありますが、
\国内でも「語学を身に付けるための条件」が揃えば、英語を習得することは可能です/
英語学習に不利な国内だからこそ、
必要な要素が得られる環境設定を考えることが英語習得への大きな一歩
になります!
以下の記事では、留学・海外生活並みに国内でも英語力を伸ばす環境設定
”国内・英語学習のベスト・ソリューション”
について解説しています。(※以下グラフ「J-3」)
Fig.3
【まとめ】英語学習 対策のキーワードとポイント
英語を習得するための対策キーワード
英語習得の対策キーワード
英語を習得するためにフォーカスすべき対策キーワード3点
実践(質・量)
習慣化・継続化(時間)
英語脳(の構築)
英語学習 戦略まとめ ~自分が自分の英語コーチになる!~
自己分析力をつけよう!
国内でも海外でも英語を身につけるプロセスは同じ、対策のポイントも基本的に同じですが、それぞれの状況にあった学習戦略をたてるためには、自己分析力をつけることが非常に大きな強みになります。まず、
- 現在の英語能力/レベル(弱み=強化ポイント)
- 目標レベル*
を把握した上で、
「英語を伸ばすために足りていない要素は何か**」
「どの位足りていないか**」
など以下(*)(**)を参考に分析をし、自分に合った対策をたてていきます。つまり、このようにして自分に最適な学習戦略をたてることができるということは、
\自分が自分の英語コーチができる!/
状態になれるということ。
自分のことを誰よりもよく理解している自分自身が、最適な学習プランをたてられる、英語習得への最短コースでもあります。
*目標レベルの要素と比率は Fig.2 のグラフ比較を参照ください。
**英語を身に付けるために必要な要素の解説はコチラ👉『英語が身につくメカニズム』のシナジー効果で ”最短”で英語を習得するスキーム
\国内・海外、環境別の具体的な対策例をそれぞれ以下の記事でご紹介しています👇☆ミ/
~ 国内 VS 海外留学 シリーズ ~
\環境別/英語力を”最大に”伸ばす対策
SERIES.2 〖国内学習編〗具体例
SERIES.3 〖留学・海外生活編〗具体例
\国際人に必須の「英語力」ともう一つの必須スキル「グローバルコミュニケーション能力」の伸ばし方をご紹介👇
ぜひ『実践』の機会にあわせて身につけておきましょう!/